しまね就職氷河期世代活躍支援プラットフォームの概要

プラットフォーム設置の趣旨

　バブル崩壊後の雇用環境が厳しい時期（概ね平成５年から平成16 年）に学校卒業期を迎えた、いわゆる「就職氷河期世代」においては、卒業時、不安定な就労や無業に移行したこと、本来の希望と乖離した条件等で就職せざるを得なかったことによる早期離転職などが端緒となり、今なお、不安定就労等を余儀なくされている者も少なくない状況にあります。

　こうした状況を踏まえ、令和元年５月、厚生労働省においては、「就職氷河期世代活躍支援プラン」（以下「支援プラン」という。）を策定したところですが、就職氷河期世代が抱える固有の課題（希望する就業とのギャップ、実社会での経験不足、加齢に伴う様々な就業制約等）を踏まえつつ、その実効性を高めるためには、官民共働による一元的な推進体制を構築し、これら世代への支援に社会全体で取り組む気運を醸成することが必要です。

　以上のことから、島根県域における支援プラン及びこれに基づく効果的な支援策のとりまとめ、各種施策の進捗管理等を統括することを目的として、島根労働局、島根県をはじめ、関係行政機関、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構、島根県内の経済団体、労働団体、支援機関等から構成される「しまね就職氷河期世代活躍支援プラットフォーム」（以下「しまねＰＦ」という。）を設置することといたしました。